先日、「船酔いが酷かった」という方が来院されました。
この方は、週に3回位は船に乗る仕事をしているのに
何故、今回船酔いが酷かったのか?
そもそも船酔いとは、乗り物の不規則な加速、減速、振動によって
三半規管のアンバランスによって起こる症状で、医学的には
動揺病、加速度病と呼ばれます。
好発年齢は5〜15歳の成長期と40〜55歳位の年齢に多く見られるそうです。
これは、成長期は体が柔かくその不安定さが、三半規管を刺激して酔い易く、
40代以降の乗り物酔いは、体の硬さにより傾いたまま三半規管を刺激して、
酔い易いようです。
温度(暑すぎ、寒すぎ)や衣類(締め付ける服)により、発症するケースも多いようです。
続きます。