治療としては、まず、血液の循環が良くなるように背骨の
動きに引っかかりがでないように治療をしました。
これは、痺れの出ている場合、腰の骨の動きがかなり悪く
なっているのでそれを柔らかくする治療をする為で柔軟性が
出ると血液循環量も上がってきて腰以外の硬い部分で
引っかかるとその部分で症状を出してしまうからです。
そして骨の柔軟性をだした分、血液の流れも良くなり、その分
血液循環量が足りなくなるので、それを上げるべく治療を
しました。その日は、「何となく良かったかな?」という感じで
この方は帰りました。そして、3日後にいらっしゃった時は、
5割ほど回復した感じだとおっしゃっていました。
患者さん自身で気をつけていただきたいことは、水分と糖分の
摂取を控えていただくようにお願いしました。
これは、椎間板繊維というのはコラーゲンでほぼ組成されます。
そして、コラーゲンというのは、水分を38%以上含むと繊維の
維持力が著しく低下してきます。
前回書いたように、痺れは少し時間がかかってしまいます。
時には取れない事もあるかもしれません。
ですから、痺れになる前にストレスのかかっている部分の解放を
することをお勧めします。